障子の修理について

query_builder 2020/12/15
コラム
和室の障子に穴が開いてしまったという経験は誰にでも一度はあると思います。
子供がいたずらしたり、大人だってふとした時に物が当たってしまったりで開けてしまうこともあるでしょう。
今回は、障子の修理についてご紹介していきたいと思います。

▼障子の修理って難しいの?
障子に穴が開いた時、ちょっとだけ開いた穴のために張り替えまでしなくても、便利グッズで簡単に部分補修することができます。
張り替えが必要なくらい破れている範囲が広く、自分でするのは難しそうな時には、専門の業者に依頼することもできます。

▼障子の修理を自分でする場合
■準備するもの
・障子用の和紙
・障子用のノリ
・カッター
・ハンディモップ(あると便利)

■手順
①穴の開いたマス目の和紙を枠に沿ってカッターで切り取ります
②切り取った和紙のサイズよりひと回り大きいサイズで、新しい和紙を切り出します
③張り替えたい枠の周りにノリを塗って下さい
④枠にあわせて新しい障子を貼り、乾燥したら完成です

▼障子紙の種類
・高級障子紙
・普通紙(パルプ障子紙)→値段を抑えたいという場合
・強化紙→ビニールを使って破れにくくした
・超強化紙→ビニールを使って破れにくくした
・プラスチック障子紙→水拭きできる

▼障子張替えはプロにお任せ
障子の修理の費用を抑えるには、断然安いのは、自分で張り替えすることです。
自分で簡単に張り替えできる障子があるので、仕上がりにこだわり過ぎなかったり値段を抑えたい人は自分でやってみて下さい。
しかしプロの業者との仕上がりには格段の差がでてきます。
自分で修理する前に業者に見積もり依頼をして、費用を確認してから自分でやるのか判断してもいいかもしれませんよ!

最近は和室のある部屋があるお家も少なくなってきました。
昔は、どこのお家でも当たり前に自分でやっていた障子の修理も、最近では業者に頼むことが一般的になりつつあります。
きれいな障子、きれいなお家で快適に過ごしましょうね!